【新唐人2015年12月1日付ニュース】世界のリーダーたちがパリで気候変動を議論しているなか、地球の反対側の中国北京では、重度な大気汚染により、中国当局も珍しく最高レベルの「オレンジ警報」を発令しました。北京の空気は、人間の健康に害を及ぼす危険なレベルに達しています。
月曜日の早朝、北京の街は、厚いもやに包まれ又、大気の透明度がかなり低いため、多くの建物は厚い雲の中に隠されています。
空気中の汚染物質PM2.5の濃度は、多くの地域で1立方メートル当たり500マイクログラム以上、一部の地域では700マイクログラムにも達しています。すでに、人間の健康に多大の影響を与えています。
専門家は、空気の汚染は経済発展にも影を落とすと心配しています。
CAN(きれいな空気ネットワーク)のCEO鄺芯妍(こう しんえん):「気候変動や大気汚染は、単なる環境と衛生上の問題ではないことは中国当局もわかっています。経済にもダメージを与えるのは確実です。」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/12/01/a1238895.html (中国語)
(翻訳/小松 ナレーター/萩野 映像編集/李)